今回の記事では、私がTOEICで790点をとったときのレベル感と、そこまでに必要な勉強法をまとめてみました。
目次
私がTOEICで790点をとるまでの経緯
私の場合、TOEICで730点をとってから半年後ぐらいに、会社でのTOEICテストを受けることになりました。(IPテストというやつです)
だから、あまり前回からのレベルアップはしないだろうと思ったのが、正直なところです。
とはいえ会社で受けるとなると、低すぎる点数をとってはマズイかなと感じ、それなりに対策をしてから臨みました。
私がTOEICで790点をとったときのレベル感
当時のスコア表を発見したので掲載します。
リスニングは以下のような感じ。
リーディングは以下のような感じでした。
790点をとったときの、当時の私の英語レベルは以下のような感覚でした。
英語は、まだまだ喋るのが苦手。ペラペラには程遠い。
外国人の知り合いができて、何を言っているかも少しはわかるようになり、質問を返したりして、会話のキャッチボールはできるようになった。
英文がまぁまぁ読めるようになってきて調子にのり、洋書を1冊買って読んでみたりしていた。(前から買って放置していたが、1冊読破したのが、この頃)
TOEICを受験したときのレベル感としては、以下のような感じでした。
リスニングは、まだまだ苦手意識がある。特にPart3と4の長文リスニングは苦手。
リーディングは、 初めて時間内に全部解き終わった。(終了時間の30秒〜1分前ぐらい?)
TOEICで790点から800点近くをとれるようになると、仕事においても、英語で書かれた資料を抵抗なく読めるようになったり、それをもとにレポートをまとめたりできるようになってくるレベルだと思います。
TOEIC790点レベルになるためのリスニング勉強法
790点レベルだと、Part1や2のような短文問題は、正答率もだいぶ上がってきます。
まだPart3や4のような長文問題は、詳細を把握するのは苦手ですが、「何について話しているか」ぐらいは結構わかるようになってくる頃。
特に、Part4のようなナレーション形式の問題は難しいので苦手とする人が多いですが、Part3のような会話問題は、意味を理解できるようになってくるレベルです。
このレベルを目指すために必要な勉強法は、以下です。
「聞いたそばから忘れていく」状況を脱する
はじめから「すべての情報を聞き漏らすまい」という意識だと、聞いたそばからどんどん忘れていくという状態になりがち。
なぜなら目の前の英単語に気をとられて、会話全体を文脈として理解できていないからです。私もそうだったのでよくわかります。
この状態の人が、壁をのりこえるために必要なのが、「まずは詳細はどうでもいいから、何を話しているかを何となくつかむ」スタンスにシフトすること。
そのために必要なのが「たくさんの会話を聞いて、ポイントをつかむ練習」です。
公式問題集を使って練習するのがTOEICにとっては1番の近道です。
それだけでは物足りないという人は、私も使っているスタディサプリENGLISH TOEIC対策コースというアプリで練習するのがおすすめ。
実際に使ってみた感想を以下の記事でもまとめているので、よければ参考にしてみてください 🙂
TOEIC790点レベルになるためのリーディング勉強法
基本的な英単語は使いこなせるレベルでマスターする
リーディングでTOEIC790点をとるためには、
「すべての文章に目を通し、かつ時間内に終わらせる」レベルを目指すことが必要です。
そのためには、ひと目見て意味がわからない英単語を減らしていくことが必須です。
「ひと目見て意味がわからない英単語」にも2種類あり、
①英単語を見ても、何も意味が浮かばない
②英単語を見た瞬間、一瞬つまるが、少し考えると日本語の意味がわかる
やっかいなのは②の方で、勉強しているのにTOEICの点数が伸びないとか、リーディングが解き終わらないという人は、②の英単語が多いのではないかと思います。
リーディングでTOEIC790点をとるレベルに到達するには、逆に言うと、見た瞬間にイメージがわく英単語を増やしていくことが大切です。
個人的に、この練習に最適だと思うのが「Duo3.0」。
Duo3.0には「TOEIC:600点〜780点レベル」と書いてありますが、私はTOEIC790点を超えてから、はじめてDuo3.0を購入しました。
それでも、かなり役立っており、というか自分がいかに「日本語を介した覚え方をしていたか」を痛感することになり、「もっと早く買っておけば良かった!」と後悔しました。
学生時代はなんとなく、英文がたくさん並んでいるイメージで食わず嫌いだったのですが(昔は日本語・英語の1対1の単語集ばかりを使っていたので、その方がラクだと思った)、実際にDuo3.0を買ってみて、その使いやすさと覚えやすさに驚いています。
単語集とCDをセットで買うのがおすすめ。
これを買って、片っ端から英文を暗唱できるように繰り返してみてください。
「そのシーンを実際にイメージしながら暗唱する」のがコツです。
たとえば”A woman passed by me giving off a subtle scent of perfume. It reminded me of my ex-girlfriend.”という英文が収録されているのですが、実際に「香水を漂わせた女性が、自分の前を通り過ぎるシーン」を思い浮かべながら英文をまるっと覚える。
そうすると、この英文に使われている英単語やイディオムは、日本語を介さなくてもイメージで引き出せるようになります。
TOEICで790点レベルをとるためには、おすすめの方法です!
いかがだったでしょうか。他にもTOEIC関連の記事をいろいろまとめているので、よければ参考にしてみてくださいね 🙂