こんな風に思っている人も多いのではないでしょうか。
かくいう私も、典型的な「英語は読めるけど、話せない人間」でした。
大学受験のときも、英文の読解はわりと得意だったし、英語で書かれた本も頑張ればなんとか読める。
なのに…
外国人に突然、英語で道を聞かれても、頭がフリーズして何も話せない。
英語を紙に書いてもらえれば読めるけど、スラスラ言葉が出てこないので話せない。
今回は、そんな過去の私のように「英語は読めるけど話せない」と悩んでいる人が、どうすれば話せるようになるのか?のコツをお伝えします。
目次
英語が「読める」と「話せる」の違い
ところで、あなたに何か趣味はありますか?もしくは昔やっていたスポーツとか。
たとえばピアノやギターなどの楽器、テニスや野球などのスポーツなど。
ピアノを例にとると、英語が「読める」というのは、ピアノの楽譜が読める状態。
英語が「話せる」というのは、実際に指を動かしてピアノで曲が弾ける状態。これにとっても近いです。
もう、おわかりかもしれませんが、「知っている知識」と「使える知識」は全然違うんです。
英語が読めるだけの状態から、話せる状態にするためには、英語を「使える知識」にアップグレードする必要があります。
次の章で、私が実際に話せるようになるまでに実践したステップを紹介しますね。
英語を「読める」から「話せる」にアップグレードする2ステップ
では、今の「英語が読める」だけの状態から「英語が話せる」状態にもっていくために、絶対にやるべき2ステップをご紹介します。
ステップ1:英文を組み立て、口に出す練習をする
英語が読めるだけの段階だと、英語を考えて口に出すことに慣れていません。だからまずは、頭慣らしと口慣らしの練習です。野球だとバットの素振り練習、楽器だと指慣らしバイエルといったところ。
ここでテストをします!以下の日本語を見たとき、パッと英語に訳して口からスラスラと話せるでしょうか?ちゃんと口に出してくださいね。
3秒ぐらいで話せるようであれば、ステップ2に進んでもOKです。
- これは新しい本です。
- 彼女は教師ですか? – いいえ、違います。
- 私は彼らに一枚の紙を見せた。
- あなたの車は彼女のより古いですか?
- もし彼女が明日来なかったら、僕がその仕事をするよ。
答えは以下。
- This is a new book.
- Is she a teacher? – No, she isn’t.
- I showed them a paper. / I showed a paper to them.
- Is your car older than hers?
- If she doesn’t come tomorrow, I will do the work.
意外と「こんな簡単な英語なのか」「答えを見ればわかるんだけど」と思った人が多いのではないでしょうか?
そう思った人は、「瞬間英作文」という本でトレーニングをするだけでグッと伸びる可能性がとっても高いです!私も英語が読めるけど話せない段階のときは、この本を使って練習しました。
よくある英作文の本って、難しい単語が使われていたり、意訳が必要だったりして、答えを見ても納得できずに挫折してしまうことも多いです。でもこの本は、子どもでもわかる簡単な単語で、簡単な英文を作り続けることで「英語の回路」を頭に染みこませていく練習です。
ゲーム感覚で続けられるので、できるようになると「レベルアップした!」という感覚が持ちやすくてモチベーションも上がります。気づいたころには、前よりスムーズに英語が口から出るようになってきたな〜と実感するはず。
以下の本、よければ試してみてくださいね 🙂
ステップ2:ひたすら英語を話す場をつくる
ステップ1が終わったら・もしくは1の練習と平行してやることは「英語を話す実践の場をつくる」ことです。
そんなこと言っても、まわりに英語を話す人なんていないよ!という人も多いと思います。
私もそうだったのでよくわかります。そんな人にオススメなのが、オンライン英会話。
中でも初心者にダントツでオススメなのは「レアジョブ」です。私もいくつかオンライン英会話を試しましたが、最初に使ったのはレアジョブでした。
フィリピン人の講師は英語がペラペラだし、日本語ができる講師も多いので、英語があまり話せなくてもフォローしてもらえます。
無料登録しておくと、1回25分のレッスンが2回、無料で体験できるのも良いところ。
話す勇気が出た時にいつでも試せるように、ひとまず無料登録だけしておいても良いと思います 🙂
いかがだったでしょうか。今回は「英語は読めるけど、話せない」と悩みをもっている人に向けて、読める状態から話せる状態にもっていくためのポイントをご紹介しました。
話せないうちは、何をどうやったらいいのかわからなくて苦しいですが、読めるということは十分、英語の下地がある状態。
コツをつかむとグッと伸びますよ!ぜひ、上記2つの方法を試してみてくださいね。