TOEICを受けるとき、まずは730点を目標にする人も多いですよね。
就職や転職、昇進や異動にあたり「TOEICが730点以上」を条件にしているところが多いからです。
そこで私自身が、実際にTOEICで730点以上をとったとき、どの程度のレベルだったのか、そこまでにどんな勉強をしたかを、実体験をもとにご紹介します。
目次
私がTOEICで730点を超えるまでの経緯
私は、大学2年生のときに初めて受けたTOEICの点数が、590点でした。
今でこそ900点台を取得できるようになりましたが、当時は730点なんて「いつになったら届くんだろう…」と、雲の上のレベルのように感じたことを覚えています。
それからTOEICの勉強をやったり、やらなかったりで、ダラダラと時は過ぎ。
730点を超えたのは約3年後。受験回数は3、4回目だったと記憶しています。
私がTOEICで730点を超えたときのレベル感
正確に言うと、私が730点を超えたときの点数は「755点」だったのですが、レベルとしては730点と大差ないと思います。
※そのときのスコア表を発見したので掲載します!
リスニングの正答率はこんなレベル。
リーディングはこんなレベルでした。
TOEICで730点を超えるレベルだと、リスニング・リーディングともに、それぞれ350点〜400点ぐらいのレベルではないでしょうか。(どちらか一方で点を稼ぐ場合もあるので、一概には言えませんが)
730点を超えたときの、当時の私の英語レベルは以下のような感覚でした。
すーっごく時間をかけながら、外国人にメールを打てる。(1語書くのにも自信がなくて、毎回ググるので、とてつもなく時間がかかる)
英語はペラペラにはほど遠い。他人が聞いたら「英語がしゃべれないんだな」と思われるレベル。(I played tennis yesterday.レベル)
リスニングには苦手意識がある。リーディングの方が、大学受験の下地もあるので得意な気がする。
TOEICを受験したときのレベル感としては、以下のような感じでした。
TOEICのリスニングは、Part1は結構自信をもって解ける。Part2も自信がついてきたが、まだところどころ、わからない問題がある。Part3と4は、依然としてほとんどモヤの中。最初から最後まで全然わからずに終了する問題もある。
TOEICのリーディングは、まだ最後まで余裕をもって解ききれない。タイムアップと同時にムリヤリ最後の1問を勘で塗りつぶした記憶。
就職や昇進の条件に「TOEIC730点」を課すのは、おそらく会話にはまだ不自由さがあるけれど、英文メールを読んだり返信したり、簡単な英語を聞いて理解し応答ぐらいはできるレベル、つまり「仕事に英語が入ってきても、怖気づかない最低レベル」という期待ができるからではないかと思います。
TOEIC730点レベルになるための勉強法
私は遠回りな勉強法もしてきましたが、効率よくTOEIC730点を超えるレベルになるには、以下のような勉強法をおすすめします。
TOEIC730点レベルになるためのリスニング勉強法
短文リスニングを得意にする
TOEIC730点レベルだと、まだPart3や4のような長文リスニングは苦手だが、Part1や2の短文リスニングはそこそこ理解できるようになってくるレベルです。(人によりますが)
ですので、このレベルになるにはまず、短文リスニングを重点的にやるのがおすすめです。
そうすると私のTOEICスコアを見てもわかるように、「短めの会話」に関する項目の正答率が明らかに上がります。
TOEIC730点レベルになるためのリーディング勉強法
文法問題は取りこぼしを無くす
TOEIC730点レベルに達するには、文法についてはモヤモヤする範囲なく、十分に理解している必要があります。
リーディングPart7の後半は全体的に正答率が低いのでまだしも、文法問題は9割以上の正答率を目指してください。
そうは言っても、自分の文法知識のどこに穴があるのか、わからない人も多いと思います。私もそうだったので、よくわかります。
おすすめの勉強法は、
①まず公式問題集を解き、間違った問題をチェックする
②間違った問題の解説を読み、モヤモヤするところがあったら、そこが「穴」だと認識し、その範囲を重点的に勉強する
です。文法を1から洗いざらい、やり直すよりも、この勉強法の方が効率はいいです。
自分のTOEICレベルを把握するなら使うべきサイト
TOEICの練習問題を毎日解きたいなら、こんなサイトもあります。使い方や、使ってみた感想をまとめた記事も書いているので、よければ参考にしてみてください 🙂
いかがだったでしょうか。今回は、TOEIC730点のレベルについて、自分の体験をもとにまとめてみました。他にもTOEIC関連の記事を書いていくので、よければ参考にしてみてくださいね 🙂