こんな風に考えている人も多いのではないでしょうか。
「入国審査」って、英語が話せない人にとっては最初に訪れる難関スポットですよね。私もそうでした。
でも、入国審査で聞かれることはだいたい決まっているので、事前に準備しておくことで対応できるようになりますよ!
今回は英語が話せない人が、入国審査のためにおさえておくべきポイントを3つ紹介します!
目次
英語が話せないときの入国審査ポイント1:聞かれることは主に5つ
入国審査で聞かれることはだいたい決まっており、主に以下の5つです。
1. 滞在の目的は何ですか?
2. どのくらい滞在しますか?
3. どこに泊まりますか?
4. この国に来たのは初めてですか?
5. 帰りのチケットは持っていますか?
自分の海外旅行・海外出張の感覚からすると、入国審査で聞かれるのは、ほとんど1と2。
3と4と5は、たまに聞かれることがある、といった感じですね。
次に、入国審査におけるそれぞれの質問の聞き分け方と、答え方の例を紹介します。
入国審査の質問1「滞在の目的はなんですか?」
<質問例>
Q. What’s your purpose of your visit?(滞在目的はなんですか?)
Q. Business or pleasure?(ビジネス目的ですか、それとも遊び目的ですか?)
<回答例>
A. Sightseeing.(観光です)
A. Business.(ビジネスです)
入国審査での質問に、purpose(目的)、business(ビジネス)、pleasure(遊び)といった単語が出てきたらコレ。
回答としては、普通の旅行であればsightseeing、出張であればbusinessと話せば、まず問題ないです。
入国審査の質問2「どのぐらい滞在しますか?」
<質問例>
Q. How long will you stay in this country?(どのぐらいこの国に滞在しますか?)
Q. How many days are you staying in this country?(何日間この国に滞在しますか?)
Q. When are you going back to Japan?(いつ日本に帰りますか?)
<回答例>
A. 3 days.(3日間)
A. 15th August.(8月15日)
入国審査の質問に、How long(どのぐらい)、How many days(何日間)、When(いつ)が入るのが聞き分けポイント。
英語が話せない人は、文章でなくても、このように最低限の単語で答えれば、入国審査は大丈夫。ただし「期間」なのか「具体的な帰国日」なのか、質問には2パターンあるので注意。
入国審査の質問3「どこに泊まりますか?」
<質問例>
Q. Where are you staying?(どこに泊まりますか?)
<回答例>
A. At a hotel.(ホテルです)
A. At a friend’s house.(友達の家です)
入国審査でたまに聞かれることがある、この質問。Where(どこ)という単語が聞こえたら、滞在先を話せばOK。
入国審査の質問4「この国に来たのは初めてですか?」
<質問例>
Q. Is this your first time to Canada?(カナダに来たのは初めてですか?)
<回答例>
A. It’s my first time.(初めてです)
本人確認のため、まれに入国審査で聞かれます。質問内容にfirst time(初めて)が来たらコレ。
入国審査の質問5「帰りのチケットは持っていますか?」
<質問例>
Q. Do you have a return ticket?(帰りのチケットは持っていますか?)
<回答例>
A. Yes. Here it is.(はい。これです)
「帰りのチケット」はReturn ticketと言います。入国審査でこの単語が聞こえたら、帰りの航空券を見せましょう。
英語が話せないときの入国審査のポイント2:もしもに備えて紙を準備
基本的には、入国審査は上記の内容がほとんどです。
とはいえ、上記の例ですべてがまかなえない場合もあります。特にアメリカの入国審査は最近厳しくなっており、滞在先などを根掘り葉掘り聞かれることもあります。
また、観光目的よりも、ビジネス目的の滞在のほうが、入国審査は厳しめです。出張のときの入国審査では、何のビジネスなのか、説明を求められることも覚悟が必要。
そこで、英語が話せない人は入国審査に備え、聞かれる可能性のある情報を英語でメモしておくか、滞在先ホテルの情報などをプリントアウトして持っておくことをオススメします。
入国審査で聞き取れない・話せないということがあっても、英語で書かれた紙があれば、とりあえず安心。
<英語が話せない場合、入国審査で持ってると安心なもの>
滞在先のホテルの住所
(ビジネス目的の場合)何をやっている会社かがわかるもの
英語が話せないときの入国審査ポイント3:指さし会話帳があると安心
基本的にはPoint①と②で入国審査は乗り切れるはずです。
とはいえ英語が話せないと、不安がつきないですよね。。私も入国審査で英語が話せなくて珍事件をやらかしまくっていたので、気持ちはよくわかります。
最後の念押しで、旅のお供として持っておくと安心なのが「旅の指さし会話帳」。
入国審査以外にも、英語が話せないときには結構お世話になれます。
旅先の、要所要所で効いてくるので、1冊持っておいて損はないです。まだ持っていない人は、この機会にぜひ。
いかがだったでしょうか。今回は「英語が話せないので、入国審査が不安な人」に向けて、英語が話せなくても入国審査を乗りきるコツを3つ紹介しました。
基本的な入国審査のポイントをおさえれば、英語が話せなくても怖くないです。ぜひ入国審査をさっさと抜けて、旅を楽しんでくださいね!