たしかに、英単語の勉強のしかたは悩みますよね。
留学に使える英単語を優先して覚えたい。大学受験で英単語帳は使ってたけど、これだと留学では使わないような英単語もたくさん載ってるし…などなど。
今回はそんな人のために、私がおすすめする「留学に向いた英単語の本」を紹介します!
目次
留学におすすめな英単語集に必要な3ヶ条
まず私が、留学におすすめだと考える英単語の本は、以下の3条件を満たしているものです。
実践で使える英単語が載っているもの
英単語を「使える」覚え方ができるもの
イディオムも「使える」覚え方ができるもの
以下、具体的にその理由を説明しますね。
実践で使える英単語が載っているもの
英単語の本には、さまざまなジャンルがあります。
TOEIC用、TOEFL用、英検用、大学受験用、など。
これ、ジャンルを間違えると、留学先でまったく使わないような英単語ばかりを覚えるハメになります。
たとえばTOEICはビジネス向けの英単語が多く含まれるので、MBA留学や海外赴任など、ビジネスに関わる人にとっては意味がありますが、そうでない人にとってはあまりおすすめできません。
TOEFLや英検は、学術的な英単語が多いので、これもあまり実践的ではありません。
意外と、大学受験用の英単語集は、基本的な英単語をひととおりカバーしており、実践で使えるものを効率的に覚えていくにはおすすめです。(ただし超難関大レベルではないもの。超難関大レベルになるとニッチな英単語が多くなるので)
あとは日常で使える英単語の本など。こういった、実践で使える英単語が多く含まれる本を選ぶのが、留学にはおすすめです。
「使える」覚え方ができるもの
英語訳と日本語訳が1対1になっている英単語の本、よくありますよね。
私も受験のときは、1対1の英単語集を使っていました。その方が短時間でたくさんの英単語に触れることができるし、覚えやすかったので。
英語に初めて手をつける人、たとえばmorningとかAprilのように超初歩的な英単語から覚えたい人とか、
受験用に語彙力をブーストするために英単語をかたっぱしから丸暗記したい人とか、
そういう人であれば、1対1の英単語集は効率もよく、おすすめできる方法だと思います。
ただ、そうやって丸暗記した英単語は、使えるようにはなりません。
たとえば。
って悩むこと、ないですか?
例をあげると、たとえばassureという英単語。英単語集には「保証する」という日本語訳が載っています。
でも、同じく「保証する」という訳になる英単語って、他にもあります。guarantee、ensure、insureとか。
今、この状況で「保証する」と言いたいときって、どの英単語を使えばいいのかわからない。こんなシーン、ないですか?
1対1対応で丸暗記した英単語って、「その英単語を見れば日本語の意味がわかる」状態にはなるけれど、「その英単語を使って話ができる」状態にはならないのです。
だから、留学用に英単語集を買うなら、「使える」覚え方ができるようになる英単語集をおすすめします。
イディオムも「使える」覚え方ができるもの
イディオム、いわゆる熟語です。
イディオムって本当に覚えづらいですよね。ask forとask aboutとask out…何が違うんだ!ってちんぷんかんぷんです。
イディオムは、1対1英単語集だといっそう混乱するばかりか、留学に行ってもなかなか使えるようになりません。
とか考えているうちに、会話はどんどん先に行ってしまいます。
これを防ぐためにも、やはりイディオムも「使える」覚え方をするのがおすすめです。
結論:留学におすすめする英単語集はコレしかないと思う
留学に向けて英単語を勉強するなら、個人的おすすめは「Duo3.0」。これが最強だと思います。
Duo3.0は大学受験の英単語集としてもよくおすすめされているので、名前を知っている人も多いのではないでしょうか。
これの最大のおすすめポイントは「”使える”覚えかたができる」こと。
そして、受験用の単語集として売られてはいますが、「実践に使える英単語が多い」こと。(実践に使えるというか、要は奇をてらわず、基本となる英単語がだいたいカバーされているといったイメージ。)
つまり私が掲げる、留学におすすめできる英単語集に必要な条件を満たしていると言えます。
この英単語集の使い方
たとえばこの↓部分。Amazonの商品ページにある掲載写真の引用なのですが、こういった英文が合計560本、入ってます。
おすすめの覚え方としては、この”A woman passed by me giving off a subtle scent of perfume. It reminded me of my ex-girlfriend.”という英文をまるっと覚えるんです。
実際に、香水を漂わせた女性が、自分の前を通り過ぎるシーンを思い浮かべながら。
このシーンを想像しながら何度か繰り返して、英文を見なくても暗唱できるようになればOK。
そうすればあなたは、pass byやgive off、remind A of Bといった難しいイディオムも会話で使えるようになり、subtleやscentといった英単語をどういう場面で使えば良いかが感覚でわかるようになるんです!
どうですか?仕組みが少しはわかったでしょうか。
私が使った体験談
実は私、大学受験のときはDuo3.0は使っていませんでした。
受験のときはとにかく限られた期間に、できるだけ「見てわかる」英単語の量を増やすのに必死だったからです。だから先ほども言ったように1対1の英単語集を愛用していました。
結果、受験には役立ちましたが、その後の英語の能力を考えると、結果は言わずもがな。
そんなとき、ネットでDuo3.0をおすすめするレビューを見て、ためしに買ってみたんです。
と思いつつ、英文の暗唱をスタート。
そうしたら、英単語の運用能力が、劇的に変わりました。
「知ってる知識」が「使える知識」になった感じです。
騙されたと思って、Duo3.0を買って、片っ端から英文を暗唱できるように繰り返してみてください。本当におすすめです!
単語集とCDをセットで買うのがおすすめ。
いかがだったでしょうか。
今回は「留学におすすめな英単語の本」としてDuo3.0を紹介しました。
留学となると、とにかく大事なのは「使える英単語を覚えること」。これを念頭に、充実した留学生活を送ってくださいね!