英語を勉強していくうえで、こんな「発音下手の壁」にぶちあたっている人もいるのではないでしょうか。
かくいう私も、自分の英語の発音が下手だな〜…と、いつも思っています。
発音が良いと、それだけで英語がペラペラに聴こえますよね。一方で発音が下手だと、どれだけ喋っても、なんだか英語がダサく聴こえます。悲しい。
そこで、私がこれまで試行錯誤してきてわかった「英語の発音が下手な理由2つ」と、そんな「英語の発音下手を克服するために試した方法」を紹介します。
目次
英語発音が下手な理由① 音節を意識していない
Macdonaldの発音が下手な理由
英語でMacdonaldを発音するとき、どのように発音していますか?
このとき、カタカナ風に「マクドナルド」と発音すると、下手っぽい発音になります。
なぜなら「Ma cu do na lu do」と、本来は含まれるはずのない母音まで発音してしまっているからです。これだと5個の音で発音していますよね。
本来、Macdonaldに含まれる母音は、aとoとaの3個のみ。3個の音で発音するのが正しい発音なのです。コレ以外に「あいうえお」に近い音を入れて発音してしまうと、音節も増えるので、一気に下手に聴こえます。
変な話、母音だけ先に「アッオーナ」と発音してみて、そこに子音を添えてみる、という考えで発音するのが正しいイメージです。
ケツメイシの歌詞を発音してみる
…「音節」といっても、ピンと来ないかもしれないですよね。別の例をまじえてみます。
突然ですが、日曜日の深夜に関ジャニ∞がMCを務める「関ジャム 完全燃SHOW」という音楽番組。(ディープな考察が多くて、個人的にとっても好きな番組です!)
あの番組で先日、ケツメイシの「夏の思い出」という曲が、どうして夏っぽくノリよく聴こえるのか?という考察をしていました。
その1つとして挙げられていた理由が、「歌詞の”音ノリ”の良さ」。
サビに「夏の思い出 手をつないで 歩いた海岸線」という歌詞がありますが、
なつのおもいで
てをつないで
あるいたかいがんせん
これ、ピンクの部分に注目してみると、「もい」「ない」は、1つの音として発音している。「い」には音を乗せていない。
だから、音ノリがよくアップテンポなリズムを壊さず、心地よい響きになるのだそうです。
これって、英語の発音リズムと近い考え方だなぁと思いました。
「な つ の お も い で」って普通に発音すると7音節ですが、「なつ のお もいで」と発音すると3音節になる。英語の発音って、これと似たイメージだと思います。
(…余計わかりづらかったらスミマセン!)
でも「英語の音節」の意味がよくわからない人は、歌詞に音を乗せるようなイメージをしてみると、なんとなく英語の発音のコツがつかめるかもしれません 🙂
英語発音が下手な理由② 舌・喉・鼻を使いこなせてない
発音が薄っぺらくて下手に聴こえる理由
日本語は「舌先だけで発音する言語」だと言われています。
カフェなどでぺちゃくちゃお喋りしている会話を聞いていても、アゴなどはほとんど動かさず、ほとんど唇と舌先だけで発音していますよね。
一方で英語は「舌・喉・鼻すべてを総動員して発音する言語」です。
バイリンガルの人が、日本語だと高い声なのに、英語を話すときに声が低くなるのを聴いたことがある人もいると思います。あれは舌・喉・鼻の空間を総動員して、深みのある音を出しているからです。
だから日本人が、日本語を発音するように英語を発音しても、薄っぺらく下手に聴こえるのは当たり前なのです。
英語の発音下手を治す1番の方法
では、どうしたら下手に聴こえない発音ができるのか。
こればかりは1音1音、本来の深い発音の仕方を身に着けていくのが1番速い方法です。
このブログでも何度も登場させていますが、リクルート社の運営しているアプリスタディサプENGLISHの発音矯正機能が、個人的には神だと思っています。
本などの一般的な発音教材を買って勉強するのも良いのですが、それだと、
付属のCDをプレーヤーに入れて再生して、
本のイラストを見ながら、
説明文を読んで…
って、毎回とっても面倒くさいんですよね。
アプリだと、動画で舌の動きを見ながら、同時に解説を聞けるので、学習スピードが2倍ぐらいになります。
しかも自分の発音を録音して、下手な発音を判定してくれる機能がついていて、コレがすごく便利。
このアプリ機能については、以下の記事にて「発音矯正の機能が神」の章でも書いているので、発音が下手だなーと悩んでいる人は、ぜひ読んでみてください 🙂
なお基本的には月額1980円の有料アプリですが、今だと1週間の無料体験キャンペーン中です 🙂
いかがだったでしょうか。今回は、英語の発音が下手だなと思っている人に向けて、その理由2つと、おすすめの解決方法を紹介しました。
ぜひ参考にしてみてくださいね!